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年の瀬を迎えましたが、慌ただしい日々をお過ごしの事と存じます。

朝晩の冷え込みも厳しくなっておりますので、どうぞご自愛ください。

先日、クラブハウスの正面に富士山の美しい姿をはっきりと見ることができ、空気の澄んだこの時期ならではの眺望を堪能いたしました。

富士山の美しいシルエットは、日本人だけでなく海外からお越しの方にとっても、ひと時の幸福感をもたらしてくれます。

富士山を眺めながらゆったりと温泉に入り、眼下のプライベートなドライビングコースには新旧様々なご走行車両。

このようなシチュエーションをお仲間やご家族と共有できるのは、THE MAGARIGAWA CLUBだけでしょう。

ドライビングコース上のアスファルトは、路盤→基層→表層と3層構造になっております。

800ｍのストレートでは継ぎ目のないフラットなアスファルトを敷く為に、ドイツ製の専用車両を用いて、全長3.5kmにわたり丁寧に均していきます。

こちらはランオフエリアの塗装後の様子です。

ドライビングコースを造るにあたり、安全面とは別に大事にしているポイントとして、「自然に馴染むコース」というポイントがあります。

いわゆるサーキットでは、有人のマーシャルポストや各所様々な看板、グランドスタンドがありますが、このドライビングコースにはそれらを設けていません。

左右には木々が生い茂り、切土面も美しい地層をそのまま活かし、エスケープゾーンも周りと馴染むようグリーン色の塗料と滑り止め加工を採用しました。

まるで峠のワインディングロードを走っているかのような走行を楽しんでいただきたいと思っております。

「バイクは走れないのですか？」と多くご質問をいただきます。

THE MAGARIGAWA CLUBでは4輪走行のみとなっております。

アップダウンが激しいこのコースに2輪走行は不向きであることに加え、バイクで走れるようにするには、このエスケープゾーンを砂利もしくは芝にしなければなりません。

ライダーが転倒した際に、滑りながら止まれるようにする必要があるためです。

しかし、エスケープゾーンを砂利や芝にすると、コース上に小石や土が散乱し、スピンの原因となります。

お客様のお車を守るのと同時に、コースコンディションも考慮し、4輪走行のみを想定したデザインとなりました。

続々と各所の工事が最終段階へ入っております。

来年は開業に向け、更に加速して参ります。

界に誇れるクラブがいよいよ誕生します。

その時は、すぐ目の前まです。

来年も、変わらぬご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎え下さい。