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2023.01.15

走り初め

謹んで新年のお慶び申し上げます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。

 

本年も変わらぬお引き立て、一層のご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

現場の再開に合わせて、昨年末に舗装工事が完了したばかりのドライビングコースにて撮影を行って参りました。

 

昨秋よりスーパーカーでの撮影を何度か行っており、皆さまには雑誌やSNSでお楽しみいただけていることと存じます。

 

この日はF40、F50に加えてLa FerrariとP1を準備し、そしてMAGARIGAWA Academyのインストラクターの荒聖治選手、坂本祐也選手、番場琢選手にお集まりいただきました。

各所の様子をご紹介いたします。

まずはメインストレートです。

塗装前のランオフエリアを含めるとコース幅は15m以上と広々としており、少し登って下るような感覚が「英国のサーキットを想起させる」と坂本祐也選手からコメントをいただきました。

続きまして、メインストレートエンドには、その形状より”Takotsuboコーナー”と命名されたスプーンコーナー。

スピードを抑えた走行でも、やはり下り勾配の複合コーナーはブレーキングとステアリング操作のタイミングが重要と感じさせます。

 

「スピードが上がると上手く走らせるのは難しいが、しかしそれが楽しい!」

と、番場琢選手からトップドライバーならではのコメントをお聞きすることが出来ました。

バックストレートでは、コースと並ぶ形で建築が進む車両保管ガレージが夕陽を浴びて輝いています。

アクセスロードからは、文字通り「目の前」をスーパーカーがフルスロットルで駆け抜けていく姿が見られると話題になっておりました。

バックストレートを抜けると3連続の右コーナーが続くセクションはランオフエリアが広大かつ上り勾配ということもあり、ハイスピードなセクションになります。

「本当に気持ちいい!」とル・マン ウィナーの荒 聖治選手からも感嘆のお声をいただきました。

3連続の右コーナーの先は、いよいよコース幅もナローとなるテクニカルセクションですが、S字コーナーが続くということで、リズミカルなクルマの挙動が「人馬一体」の感覚を呼び起こすとの声も聞かれました。

THE MAGARIGAWA CLUBの名物コーナーとなるであろう20%の上り勾配は、空に向かって走っていくような感覚があり、そのようなコーナーは経験豊富なドライバーの皆さんも未だかつて体験したことがないとのことでした。

クラブハウス前の区間は、連続するS字コーナーにアップダウンの切り替えも加わり、よりドライビングスキルが試されます。

ここでも庭園の眼前を駆け抜けていくため、その「お連れ様と目が合うような距離感」に驚きがあります。

そして、ピット出口から最終コーナーにかけては、16%のスリリングな下り勾配と、再びワイドになったコース幅の開放感、好タイムを刻みたいという自分へのプレッシャーなど心理的な要素も相まって、ドライバーの皆さまを愉しませます。

 

完成が間近に迫る工事の進捗に目を丸くし、その後コースのグリップの高さを体験したトップドライバーの皆さんの驚きに溢れた表情、そして走る歓びを語る姿。

舗装工事前、砂利道ながらもついに1ラップが繋がった時を超える感動がそこにはありました。

 

今後もバリアやデジタルフラッグの設置作業、ランオフエリアの塗装などの工事が続いて参ります。

唯一無二のドライビングコースをご走行いただける日が着実に近づいております。

 

写真や動画、インストラクターのインタビューなども随時SNSを中心にアップしていきますので、ご期待ください。